【検証】壁にくっつく!? 驚きのスマホケース『WAYLLY』がどれくらいくっつくのかコンクリートやコルクなどで確かめてみた
今や一億総カメラマン時代。カフェやホテルや観光地で、自撮りをしたいのにスマホを置く場所がない! という経験がないだろうか。安価でコンパクトな三脚もたくさんあるが、気軽に持ち運べるものはほとんど高さがない。
何かよい方法はないものか……と思っていたら、どこでも壁にくっついて、自撮りができるという便利なスマホケースがあるらしい。『WAYLLY』と言って、10代の若者を中心に話題になっていたようだけど、筆者はとうの昔に10代を終えているので知らなかった。
もし本当にどこにでもくっつくのであれば、立っていても座っていても視線の高さでスマホを固定することができるし、「ながら」で動画を流しておきたい時や、トイレでスマホを置く場所がない時など、ペタペタつけておける。これはめちゃくちゃ便利じゃない? と思ったので発売したばかりのポケモン柄(税込3300円)を購入してみた。余談だが、今年もポケモンはアツそうだ。
・さっそく装着してみよう
どこにでもくっつく秘密は「ナノサクション」という技術だという。目には見えないほど小さな(ナノレベルの)吸盤が無数に敷き詰められ、平らな面であればどこにでも吸着するらしい。見た感じはただの黒い平面のようだが……。
WAYLLYのもうひとつの特徴は着せ替え。「ドレッサー」と呼ばれるカード状の保護カバーが、いろ〜んな種類に交換できるのだ。ドレッサーだけを単品購入することも可能で、裏面は鏡になっている。カードタイプだけでなく、スマホリングがついているもの、手帳タイプのものなどバリエーションは豊富だ。筆者の購入したピカチュウも、甘過ぎないデザインで大変よい!
本体の手触りはちょっと硬めのラバー。厚みが結構あり、衝撃保護機能も期待できる。フチがスマホよりも高くなっているために、落下しても画面が直接地面につかず、割れにくくなっているのだそうだ。スマホ本体がひとまわり大きくなるようなサイズ感なので、普段のポケットなどは少しきつくなるかもしれない。
・検証開始
どんなものにつくのか、実験してみる。ちなみに筆者はiPhone 7 Plusでそこそこ重く、カバー込みだと280グラムにもなった。
トップバッターは鏡。滑らかで凸凹がなく、いろいろなものが吸着しやすい素材の代表格だから、確実につくことが予想される。小さい頃にシールを貼りつけて遊んだ人も多いこと..