2020年冬アニメで注目の作品6選 / 放送前にアニメオタクが来期のダークホースを大予想してみる

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年の瀬ですね。クリスマスが終わり、約1週間で大晦日がやって来るこの時期は、街中に年末感がバリバリ出始めます。しかし、私(中澤)が1番年末を実感するのは家の中。秋アニメが最終回を迎えることです

それは終わりの寂しさだけでなくワクワクも連れてきます。なぜなら、1月に入ると冬アニメが一斉にスタートするから。

前評判の高いアニメが不発だったり、ノーマークからブームを起こすダークホースがいたり、アニメの1クールはまるでレース。蓋を開けてみるまで分からないんですが……「アニメオタク」こと私が、制作陣などから来期の “勝つ” アニメを予想してみたいと思います

・新作を対象に予想

蓋を開けてみるまで分からないと前述しましたが、1つだけある程度の勝ちは固いアニメがあります。そのアニメとは来期で言うと『とある科学の超電磁砲T』や『ハイキュー!! TO THE TOP』『へやキャン△』などです。

これらはヒットしたアニメの続編で、蓋を開けずともすでに分かっているので予想から外しました。ファンの期待に応える感じで、話題にはなるけど爆発って感じにはならないでしょう。したがって予想は新作のみに絞ります

・その1『映像研には手を出すな!』

まずは、大本命のオーラをまとっているのが『映像研には手を出すな!』。監督の湯浅政明さんは、日本だけではなくアメリカのカートゥーンアニメ『アドベンチャー・タイム』にも携わるなど世界でも評価されている人です。

PVを見ると、どこか芸術的な絵柄で押し寄せてくるマッハのビート感がまさに湯浅監督。映像がグルーヴしてます。見てるだけで心が躍るようなワクワク感はさすが。NHKなのでリソースも十分な感じがPVに出てますね。

・その2『ドロヘドロ』

次に、これもある程度固いだろうなと思うのが『ドロヘドロ』です。魔法によって頭を爬虫類に変えられた記憶喪失の男が、自分の本当の顔と記憶を取り戻す物語である本作。原作の重厚な世界観をどこまで説得力のある映像にできるかが鍵ですが、アニメーション制作が『MAPPA』なので信頼できるかもしれません

『どろろ』でも重い世界観の表現は良かったし、『賭ケグルイ』でも狂った感じがよく出てました。ちなみに、監督はその『賭ケグルイ』で監督をされていた林祐一郎さん。PVを見てみると、硬派な感じが『AKIRA』とかを彷彿とさせますね。海外受けが良さそう。

・その3『恋する小惑星』

いや、日常も辛いのにアニメでまで重いの見たくないよ! そういう人のオアシスが「きらら系」という優しい世界。女の子がキャッキャウフフする日常系アニメであるきらら系、今期は『恋する小惑星』があります。

アニメーション制作が可愛い作風得意な「動画工房」だし、監督は『私に天使が舞い降りた!』でめっちゃ可愛い幼女描いてた平牧大輔さんなので、きらら系に望むもの全部ぶち込まれてそう。はたして『ゆるキャン△』に続くことはできるのか?

・その4『群れなせ!シートン学園』

『けものフレンズ』『BEASTARS ビースターズ』と、そこはかとなくブームが来ている感じもするケモナー(擬人化された動物キャラを愛好する人々)。2019年秋アニメには『旗揚!けものみち』もありましたしね。そんな来期のケモナー枠が『群れなせ!シートン学園』です。

PVを見てみると、「争い」とか「各々の生存をかけた戦い」と言っていますが、ほわほわした雰囲気が隠しきれていません。アニメーション制作はこういうのウマイ『Studio五組』なのでほわっとできそう。ひょっとしたら難民を大量発生させるアニメになるかも。

・その5『理系が恋に落ちたので証明してみた。』

特に制作陣にピンとくるものはなかったのですが、設定が良いと思ったのが『理系が恋に落ちたので証明してみた。』です。

ウブな理系男子と理系女子が、好きかどうか立証するためにデートとかしてみるってそれだけでキュンキュンしませんか? あと、ヒロインの氷室可愛すぎな。PVの雰囲気のまま崩れなければヒットありえるでコレ。

・その6『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』

これがヒットすればマジでダークホースというのが、オリジナルアニメ『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』です。しかし、スタッフを見るとポテンシャルはあると言えるでしょう。監督が『Fate/Zero』のあおきえいさんで、まず「お?」と思ったのですが、その上、脚本がなんと舞城王太郎なんです

少し前、芥川賞とか文壇でよく名前を聞いた舞城王太郎さん。元からマンガ原作とか色んなことをやる人ではありましたが、ついにアニメ進出……!

実は、私は舞城王太郎さんの小説を全部読んでるんですが、自閉的な語り口で全容がつかめないまま物語だけが大きくうねる感じが特徴的です。特に好きなのが、キャラのセリフ回しで、脈絡のない世界の変化についていけない感じが極めて人間的。世界の全容なんて把握できなくて当たり前なんですよね。

そんな舞城王太郎の世界観が情報量の多いアニメでどこまで表現できるかが鍵だと思います。ちなみに、PVを見たところ、主人公のセリフ回しはめっちゃ舞城節でした。ハズレの可能性も高いけれど、個人的には来期最も注目している作品です。

──以上、制作陣やPVを見て個人的にピンと来た6作品を厳選してみました。これ以外にも原作が人気の『空挺ドラゴンズ』『ランウェイで笑って』や、懐かしの『魔術士オーフェンはぐれ旅』、熊本県が制作した『なつなぐ!』などなど、正直、来期は群雄割拠のクールになりそうな気がしてます。

そして、こんな混戦のクールこそダークホースがポロッと登場するもの。注目作を選んだ一方で、ノーチェックのアニメの大躍進を望んでいる自分がいます。さて、この中から来期を制するアニメは登場するのか? ワクワクしながら見守っていきたいと思います。 

執筆:中澤星児
Photo:©︎2020 大童澄瞳・小学館/「映像研」製作委員会、(C)2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会、(C)山下文吾・Cygames/アニメ「群れなせ!シートン学園」製作委員会、Ⓒ山本アリフレッド・COMICメテオ/アニメ「リケ恋」製作委員会、(C)IDDU/ID:INVADED Society

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