【混ぜろ危険】二郎系ラーメン+シュクメルリが合体したぞォォォーー!! この世で一番「ニンニク」な1杯 / 東日暮里『らーめん三極志』
「鬼に金棒」ということわざがあるが、“鬼に鬼” みたいな殺傷能力の高そうなコラボ料理を見つけてしまった。
片っぽの「鬼」は2019年末、松屋のメニューに彗星のごとく登場したジョージア料理「シュクメルリ」。その特徴はなんといってもニンニクが暴力的に効いた濃厚でクリーミーなホワイトソースだ。
かたや もう一方の「鬼」は、日本のニンニク料理界の “ゴロツキ” 的存在である「二郎系ラーメン」。この狂暴な両者が合体した禁断の料理、その名は…………「シュクメルリ二郎」ッッッ!!(そのまんまッ!!)
・日暮里『らーめん三極志』へ
「シュクメルリ二郎」──ハーフタレントか個性派俳優みたいな名前を持つ この禁断の料理をブッコんでいるのは、東京・東日暮里にある『らーめん三極志』。普段から限定メニューや週替わりの二郎系ラーメンに力を入れているようで、東京圏のラーメンファンや一部のジロリアン達にはちょっと知られた存在だ。
この店で、例の「シュクメルリ二郎」(誰だよ)が3月18日から提供されているという情報をキャッチしたので、さっそく店を訪れた。JR各線の日暮里駅から徒歩10分、常磐線・三河島駅からは徒歩5分ほど。
・その1杯、狂暴につき……?
カウンター10席ほどの店内に入り、「シュクメルリ二郎」(何回言うんだ)を注文。ちなみにお値段は980円だ。
情報量 多いな……。そんな第一印象を抱いた丼を点検すると、デカめのチャーシューに、背脂、刻みニンニク、そしてシュクメルリとおぼしきホワイトソース(鶏肉&にんじん入り)……。その下には大量のモヤシとキャベツも確認できる。
なんとなく白い丼で「清純さ」を自己演出しているつもりかもしれないが、コイツが銀河ギリギリぶっちぎりの狂暴なヤツであることはお見通しである。
そう思ってスープをすくって1口飲んでみたところ……ムムッ!? 意外と優しい味! 微乳化タイプのスープで適度なコクは感じられるが、そこまで暴力的に濃くもないし、ニンニク度もそこまで感じられない。なんというか「二郎系」としては良心的においしい。逆に言えば、狂暴性にやや欠ける。
はっは~ん、なるほど。ヒール役は貴様か、と今度は「シュクメルリ」を食べてみるが……ふむ。クリーミーで、まったりとしていて、美味しい……って、お前も優しい味やないかッ!! 鶏肉にはしっかりと味がついて..