“究極のレバニラ定食” を食べてみたら「老後はこれだけ食べていたい」気持ちにさせられた / 東京・北千住「ここのつ」

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当然のことながら、世の中にはさまざまな料理店がある。しかし当然とわかっていながら、真の意味ではその事実を認識できていなかったのかもしれない。筆者がそう思わされたのは、つい先日、「究極のレバニラの提供を使命にしているお店がある」と聞きつけた時のことだった。

個人的に初めて耳にするタイプの使命感だったため、衝撃を受けると同時に大変興味を引かれた。一体どんなレバニラが食べられるのか。これはお店に行かない手はない。察しの良い方はお気付きかもしれないが、本記事は筆者による現地レポートなのでご覧いただきたい。

件(くだん)のお店の名前は「ここのつ」。場所は東京・北千住にある。

同店のHPには「究極のレバニラのご提供を使命に創業しました」との文言が記されており、引き戸に張られたポスターにも「究極のレバニラ」の文字が踊っている。

そのうえ店内のメニュー表を見れば、実にスペースの4分の1ほどを「究極のレバニラ」が占めている。ここまでレバニラが勢力を振るっているお店も珍しいのではなかろうか。それだけ注力しているという証だろう。

特筆しておきたいのは、このお店のレバニラが牛肉や豚肉を用いたものではないという点だ。何かと言えば鶏レバーである。牛や豚では味わえない、とろけるような食感をしているらしい。

期待しつつ「究極のレバにら定食(900円)」を注文。まもなく運ばれてきたトレーには味噌汁やサラダなどもひしめきあっており、充実ぶりに心が躍る。

とはいえやはり主役はレバニラ。見るからに美味しそうなそれに箸をつけてみる。そして口に含んだ瞬間、まるで大トロのようにレバー肉がとろけだした

正直、「とろける」と言っても「かなり柔らかい」程度だろうと勝手に見積もってしまっていたのだが、実際にはそれどころではなかった。もし店内の壁面に「はしゃいでも可」と張り紙がしてあったら、存分にはしゃぎたくなるほどの感動的な柔らかさだった。

ついでに「独り言も可」と張り紙がしてあったら、「嘘だろこれ……嘘だろ……」とぶつぶつ呟いていたに違いない。尋常ではなくソフトなうえに、レバーとしてのコクや旨味も濃厚で、それでいて臭みなどは全くない

信じがたいクオリティである。おまけにニラの方もシャキシャキと新鮮で、文句のつけようがない。「究極のレバニラ」の名にふさわしい完璧具合だ。

柔らかいので食べるのに全く力がいらないし、加えて飽きが来ない。「老後はこれだけ食べていたい」と思いながら夢中になって箸を動かし、あっという間に食べ終えた。

牛レバーや豚レバーではこの柔らかさは成しえなかったかもしれないと思うと、目の付け所に脱帽するばかりである。凝り固まるのではなく視点を変える──究極を目指す上での柔軟さが、そっくりそのままこのお店のレバーに反映されている気がした。

・今回紹介した店舗の情報

店名 ここのつ
住所 東京都足立区千住旭町43-13
営業時間 月~土 11:00〜15:00(LO.14:30)、17:30〜23:30 (LO. 23:00)/ 祝日 11:00〜15:30(LO.15:00)、17:00〜22:00(LO. 21:30)
定休日 日曜

Report:西本大紀
Photo:Rocketnews24.

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