【1日10食限定】「天下一品」社長考案の新あっさりメニュー “はまぐりラーメン” を食べてみた / はまぐりと3種のトッピングが創る新世界

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つい先日、ラーメンチェーン「天下一品」の特別メニュー「味がさね」を初体験した筆者。通常のこってりやあっさりとは異なる味わいに「天一」の奥深さを感じたのだが、それから1週間と経っていない2020年1月27日、同店から「ある情報」が発表された。

新メニューである。それも社長がじきじきに考案したものだという。まるで筆者をさらなる深みに誘うかのようなタイミングだ。もしや社長は私のことを意識しているのではないか。一介のファンである私の気を引こうとしているのではないか。そんな重度のアイドルオタクのような思考で新メニューを味わいに行ったところ、衝撃的な体験が待っていた。

まずお伝えしておかねばならないのは、この新メニューが店舗限定かつ1日10食限定である点だ。対象店舗は総本店のTwitterを確認してもらうとして、前情報の段階で既にプレミアム感を抱かせるそのラーメンの実態を、以降よりレポートしていきたい。

はまぐりラーメン」。それが新メニューの名前だ。対象店舗の東京・神楽坂店を訪れた筆者は、案内された座席で説明書きを見つけた。価格はお試し価格で1000円。名前の通り前面に盛られたはまぐりが存在感を主張する、あっさりベースのラーメンのようだ。

「天一と言えばこってり」という従来のイメージとは真逆に映るだけに、驚きは隠せない。これを社長が提案した時、どんな空気が流れたのだろうか。周囲に激震が走ったのではなかろうか。その時の企画会議に傍聴席を用意してほしかったと思わずにいられない。

目の前に運ばれてきた実物を眺めてみても、動揺はいや増すばかりだ。ゴージャスな特別仕様の金色の丼。その丼の中で、前述のはまぐりに加え、緑の彩りを添える水菜や、トルコ料理で使われる極細麺のカダイフが煌(きら)びやかにひしめいている。

ジャンク感は皆無。むしろ垢抜けたオシャレさが漂う。こってり原理主義者が見たら胸をかきむしりそうな見た目だ。

だが筆者が少しでもこのラーメンの魅力を伝えることができれば、原理主義者の胸の肌を炎症から救うことができるだろう。かく言う私とて、店舗限定ながらバクチにも見える一品がどんな味なのか、気になって仕方ない。

やや緊張しつつも、まずはスープを飲んでみる。口に含んだ瞬間、それまでの動揺が感動へと変わった

はまぐりの出汁が利いたスープのコクが、ゾクゾクするほどの刺激を味覚にもたらす。しかし感動の核はそこではない。はまぐりの美味しさの奥に、確かに「天一」のテイストが存在していることだ。

あっさりと透き通るような味わいの魚介スープに仕上がっているにもかかわらず、あの「天一」独特の風味がしたたかに感じられる。ただのはまぐりラーメンではなく、「天一」のはまぐりラーメンなのだ。「天一」とはまぐりが美しく同居している。

自分で書いておいて「天一とはまぐりが同居している」というのは相当な字面だと思うが、それが一番わかりやすく最大級の賛辞だとも思う。

スープに差し込まれたレモンがまた憎らしい仕事をしていて、ほどよい爽やかさの源となっている。水菜のシャキシャキ感、カダイフのパリパリ感も食べていて快い。

さらに忘れてはならないのが、丼に付け添えられた3種のトッピングである。「味がさね」の時も味変用のトッピングが提供されたが、今回も同様というわけだ。

1つ目は焼きトマト。角が立たない程度の甘酸っぱさがスープに溶け込み、余計にこちらの食欲をかき立ててくれる。

2つ目は溶かしバター。ラーメンのコクがますます高まり、中毒性の次元も上がる。 

最後に3つ目、極めつけはトリュフオイル。失礼を承知で言えば、まさか「天一」からトリュフという単語が出てくるとは思わなかったが、これが高級感とかぐわしさを増幅させるのでケチのつけようがない。

トッピングを加えるごとに、どんどんと丼に引きずり込まれるようだ。食べ終わったあとにはもう2杯目が欲しくなっている。ぜひこってり好きの方にも一旦こだわりを捨てて味わってもらいたい一品だ。難点は実食難易度だが、それを乗り越えてでも食べる価値はある。

かくして見事にまた新たな一面を見せてくれた「天下一品」。その世界に際限なく惚れ込んでしまっている自分がいる。次はどんな一面を私のために見せてくれるのだろうと、厄介なファン心理を暴走させずにはいられない。

参照元:@Press、Twitter @tenkaippin1971
Report:西本大紀
Photo:Rocketnews24.

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