【コラム】今年こそ痩せると言っていた人へ、今が「運動」のはじめ時かもしれないぞ / 3カ月ぶりにポールダンスの練習をして感じたこと
緊急事態宣言が解除されたからといって、まだまだ油断はできない状況だ。東京都では解除後に、都民に注意を呼び掛ける「東京アラート」が出ている。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためには、日々の心がけと積み重ねが必要なのだろう。とはいえ、マスクを着用して手洗いうがいをして、いわゆる「三密」を避けるようにすれば、できることはある。運動もそのひとつではないだろうか。
自粛太りが気になる人や、かねてから運動しようと思っていた人は、今がはじめ時かもしれないぞ。その理由について、3カ月ぶりにポールダンスの練習をした私(佐藤)がお伝えしたいと思う。少しずつ運動をはじめるには、今が良い気がする。
最初に私の話を少し聞いて欲しい。できるだけ短く話すから、ちょっと聞いて!
コロナ禍に突入する直前まで、私は週2回スタジオに通って自主練習をし、週1回はレッスンを受けていた。1週間に3回は身体を動かす生活を、約2年続けていた。2016年にポールダンスを習い始めた当初はまだまだできることが少なく、自主練するほどでもなかった。しかしその年以来、身体を動かすことが習慣化され、身体はスリムに、そして筋肉質に変わっていった。
2019年10月末、ハロウィンの時におかしな格好をした上半身裸の写真がある。それを見ると、胸と腕の筋肉が発達していることがわかる。
だが、この3カ月間。厳密には3月19日を最後に、6月4日まで1度もまともに練習できなかった結果、筋肉の隆起は損なわれ、のっぺりとした身体つきのヒゲ面のオッサンになってしまった。まあ、ヒゲはあくまでもオプションなのだが……。
・身を削られていくようだった
正直、今回の外出自粛で何が1番キツかったかと言えば、身体を動かせないこと。練習できないことだ。40代後半、ただでさえ油断すればすぐに太ってしまうというのに、練習リズムが崩れたことによって、日増しに筋肉が細っていくのがわかる。コツコツ積み上げたものが、少しずつ少しずつ削られていくようだった。3年間地道に継続してきたのに、それをたった3カ月で奪われていく気がして……。
「何もしないまま敗北していく」、そんな気持ちを抱いてしまった。チキショー! 新型コロナウイルス、見えないなんて卑怯だ。姿を見せろ、コノヤロー! ぶん殴ってやる、全力でぶん殴ってやるよ。チキショー! チキショー……。
・みんな再スタ..