本物にしか見えない! 初代プレイステーションのリアルすぎるプラモデルを作ってみた / バンダイ『BEST HIT CHRONICLE』

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始まったばかりなのに、すでに激動の時代を予感させる「令和」。いつだってそうなのかもしれないが、日々の国内情勢を見ていると、まさに社会の変革期に立ち会っているような気持ちにさせられる。

もちろん過去の時代にもいくつもの歴史的瞬間、ターニングポイントが存在した。そんな歴史の一場面を切り取る、ユニークなプラモデル企画が始動。プロジェクト名は『BEST HIT CHRONICLE(ベストヒットクロニクル)』!

昭和〜平成時代のヒット商品にスポットを当て、その時代を代表するトップ企業とバンダイがコラボした。記念すべき第1弾は1994年にフォーカスした初代プレイステーションとセガサターン! ドンピシャ世代の筆者が、当時遊んでいたプレイステーションのキットを組み立ててみたい!

・『2/5 PlayStation(SCPH-1000)』(税込2750円)

シンプルな外箱を開封すると、必要なパーツが整然と収められている。プラモデルはキットを開けるこの瞬間が一番楽しいかもしれない。

お、これはディスクだな!

筆者のプラモデル歴は、中学生の頃にいくつかやったくらいでほぼ素人。しかも人気のミリタリーやスポーツカーではなく、「屋台」シリーズを作っていた。おでんなどの什器をほんのちょっとシルバーで着色するだけでグッとリアルになって、完成品を眺めては悦に入っていたものだ。同級生たちが彼氏彼女の話題に花を咲かせている中、今思うとたぶん浮いていた。

・作業開始

よし、順番に組み立ててみよう。

パーツを切り離し、目立つところだけ簡単にバリ取り。はじめ家にあったニッパーを使ったら切れ味が悪く、「切る」のではなく「つぶす」状態になってしまっていた。新品に替えたら数百円の入門用でも驚くほどキレイに切れて驚いた。道具の良し悪しは重要。

説明書の写真を見ると、内部の基盤がリアル!

が、最初からそうなのではなく、着色が必要。う〜む……初心者にはハードルが高そう。

……やりましょう。

慣れないマスキングテープ……

どうかな?

ガタガタやー!!

しかし、この基盤は組んでしまうと完全に中に隠れ、再び見ることは叶わない。これがプラモデルの美学か……!

パーツのかみ合わせの精度は素晴らしく、気持ちいいくらいカチカチとハマっていく。

ファミコンやスーパーファミコンが親から買い与えられたものだったのに対し、プレステは初めて自分の意思、自分のお金で買ったゲーム機であった。少しずつ情報が公開されるゲーム雑誌の特集記事を読みながら、「発売日を楽しみに待つ」という経験を初めてしたのもプレステだった。

今見るとカックカクのクラウド(FFⅦ)だって、イメージイラストと脳内の想像力で補って、本気で惚れた。たぶん、もう二度と同じ経験はできないと思う。「慣れ」は悪いことではないが、初めての時のような感動や衝撃を味わえなくなるのは少し寂しい。

シールを貼る。転写シートでないので簡単に貼れるけれども、接着剤が白く透けて見えてしまうのが難点。

ここ、ディスクの読み取り部かな? 透明プラスチックなのだが、ちゃんとレンズが入っているみたいに見える!

コントローラーを作っていたら、触感が蘇ってきた。買ったばかりのボタンの硬さ、馴染んできて押しやすくなった感じ、他人のコントローラーの使いにくさ……。

ディスクを作って……

さらにシールを貼って……

・およそ2時間で完成!

完成まではおよそ2時間、塗装やバリ取りをしなければ1時間以内に出来上がるだろう。説明書もわかりやすく、難しい部分は何もない。すごい完成度で、写真だとサイズ感がわからないから本物に見える!

やっぱりシールの部分がちょっと白くテカってしまっているかな。

ディスクホルダーはボタンで開く! コントローラーやメモリーカードの抜き差しもできるぞ。

背面もよくできている。

・第2弾は日清食品とコラボ!

プラモデルといえば城や戦車、飛行機など、ちょっと遠くの世界の「憧れのもの」を所有できるのが魅力だと思っていたが、暮らしの中にある身近な製品を作るのもとても面白い! しかも完成品をただ購入するのとは違う、「自分の手で組み立てる」という工程が、様々な思いを呼び覚ます。作り手それぞれにとって、世界に1つのプレイステーションになるだろう。

時代のワンシーンを切り取って模型として残すというのは、とても価値ある面白い試みだと思った。第2弾はなんと日清食品とコラボ! 時代を代表する日清の商品といえば、まさかのカップヌードル……? 一体どんな商品なのか、続報を待ちたい!

参考リンク:バンダイホビーサイト
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.

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