これまでの餃子は何だったんだ…餃子のプロ直伝「焼き餃子を美味しく作るコツ」が常識を覆すテクニック
皆さんは餃子を焼く際、何か意識してやっていることはあるだろうか。おそらくは「説明書通り」という人がほとんど。書いてある数字の湯を入れて蒸し、これまた書いてある分量の油を入れる──といったところだろう。
しかし、実を言うと1つ1つの工程に美味しく作るポイントがあり、それによって餃子は違う顔を覗かせる。この度、当編集部は餃子のプロから「焼き餃子を美味しく作るコツ」を教わったのだが、出来上がりは見違えるほどに美味しく……それはそれはキレイな餃子が誕生したのだった。今日、これまでの餃子の常識が覆される!!
・先生は焼き餃子協会の代表理事
さっそく先生をご紹介しよう。永久保存版とも言えるコツを教えてくれたのは、一般社団法人焼き餃子協会の代表理事・餃子ジョッキーの小野寺 力さんである。
小野寺さんはほぼ毎日餃子を食べる「餃子中毒」。店舗はもちろんお取り寄せ分野の知識も豊富で、餃子に関するイベントも開催している “餃子のプロフェッショナル” だ。先生、よろしくお願いします!
・ポイントまとめ
せっかくだから1つ1つ手順を踏んでいきたいところだが、はよ教えろといる方もいるかと思うので先に箇条書きでポイントをお伝えしよう。これらを抑えておけば餃子を簡単にキレイに焼ける!
・厚みのあるフライパンで焼く
・ホットプレートやIHよりもガスで焼く
・火の強さは中火がベスト
・餃子の底(焼き面)にしっかり油をつける
・油はこめ油
・仕上げでフライパンを揺する
これらは一部だが、小野寺さんが長年の経験から導き出した “答え” だそうだ。中でも「餃子の底にしっかり油をつける」のは、スルーしてしまいがちなポイントなのでよ〜く覚えておこう! それでは、授業スタート!!
・美味しくてキレイな餃子を作るコツ
今回、先生の授業を受けるにあたり、ダンダダン酒場の生餃子(冷凍よりオススメ)を用意した。
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ダンダダン、年末までにもう1回くらい行きそうダン
A post shared by 原田たかし (@haradatakac) on Dec 18, 2019 at 9:46pm PST
ダンダダンはよく食べている餃子だけに、わずかな違いにも気づくことができるだろう。さて、餃子を焼く前にまずは予熱を入れる。フライパンは冷めにくい厚め..