【告白】2年前、私が「スタバ銀座 蔦屋書店」で起こしてしまった事件について謝罪したい
年の瀬が迫っている。2019年も残すところあとわずか。こんな慌ただしい時期にする話ではないかもしれないが、今を逃すと一生言い出せないかもしれないので どうか聞いていただきたい。この私、あひるねこには どうしても謝罪せねばならないことがある。その相手とは……スタバだ。
正確には「スタバ 銀座 蔦屋書店」に対してである。忘れもしない。あれは2017年4月20日のことだった。この日、東京・銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX(ギンザ シックス)」がついにオープン。私も現場に足を運んでいたのだが、そこで予期せぬ事件が起きてしまう。
・事の発端
本題に入る前に、まずは事件に至るまでの簡単な経緯をご説明しよう。オープン初日、話題の「GINZA SIX」を取材するため、当編集部の佐藤と私は1時間以上も並んで店内へと入った。そこからは二手に分かれ、あらかじめ目星を付けておいた店舗を回る作戦だ。
佐藤の指示により私が最初に向かったのは、ビル6階にある「スタバ 銀座 蔦屋書店」である。こちらは「スターバックス コーヒー リザーブ バー」という通常とは異なるレア店舗で、お目当ては『ナイトロ コールド ブリュー コーヒー』なるアイスコーヒー。
当時、このコーヒーが飲めるのは日本で唯一ここだけだったため、記事にする価値は大いにあると思われた。混雑する前にサクッと飲み干し、早く次のネタに移動しよう。そう予定していたのだが……まさかあのような悲劇が起きようとは。この時の私は想像すらしていなかった。
・店内へ
さて、いくらスタバの新店舗とは言え、200以上のブランドが入った大型施設のオープン直後では人はまだまばらだ。しかも『キャラメルマキアート』みたいな定番ではなく、『ナイトロ コールド ブリュー コーヒー』なんていう “通好み” な商品を頼む客は限られているだろう。というか、おそらく私が第1号のはず。
その証拠に、たしか『ナイトロ コールド ブリュー コーヒー』の準備が遅れているとかで、私はカウンター横で少し待たされることになったのだ。まあそれ自体は一向に構わないのだが、この間、気を遣った黒エプロンのバリスタさんが私の方に来て話しかけてきた。なんだろう、嫌な予感がする……。
・コーヒーのプロ
爽やかな男性バリスタさんは、『ナイトロ コールド ブリュー コーヒー』やマシン等の..