東京・神田小川町の「眞踏珈琲店」が独自に宅配サービスを展開中 / 実際売り上げはどうなのか? 尋ねてみた
東京都の緊急事態宣言、および外出自粛要請が続いている。飲食業界ではテイクアウトメニューを拡充して、対応しているお店も多い。そんななか、東京・神田小川町のコーヒー専門店「眞踏珈琲店」は、自前で宅配サービスを行っている。
このお店は、店主の眞踏さんの独特のTwitter投稿で2016年に話題になった。自前で宅配対応するのは、実際どうなのだろうか? 注文すると共に、宅配対応の売り上げ状況について尋ねると、意外な事情を聞くことができた。
・23区に500円でデリバリー
お店の最寄り駅は神保町か小川町で、住所で言うなら千代田区の神田小川町。2016年9月にオープンしている。眞踏さんの絶叫系ツイートが注目を集め、現在4年目を迎えている。
緊急事態宣言が発出されたのちにお店を休み、その週から宅配サービスを開始したそうだ。宅配範囲は東京23区。配達料金は500円。コーヒー(ホット・アイス)1杯500円のほか、ベイクドチーズケーキ・ガトーショコラ各500円などの販売を行っている。
【明日5/15 デリバリィ眞踏珈琲店やります】
・23区内にお届け
・デリバリィ料金500円
・珈琲(ホット・水出し) 500円
・ベイクドチーズケーキ ガトーショコラ 各500円
・珈琲豆200g1100円
・時間指定不可(NG時間帯などの大まかなものでしたら承ります)
・DMにてご注文受付
・13-19時頃にお届け
— 眞踏珈琲店公式 (@mafumicoffee) May 14, 2020
・深く癒される
宅配はアルバイトスタッフが1人で行っている都合で、時間指定はできない。ただし、都合の悪い時間帯をあらかじめ伝えておくと、ある程度は対応してもらえる。私は午後の配達をお願いし、約1時間前にだいたいの到着時刻を伝えてもらい、15時すぎに商品を受け取った。注文したのは、ホットコーヒーとベイクドチーズケーキ・ガトーショコラの3点。配達料金と合わせて合計2000円である。
スタッフは玄関先で配達バッグからコーヒーポットを取り出して、それを紙コップに注いでくれた。淹れたてとはいかないが、それでも人にコーヒーを淹れてもらうのは、久しぶりのことだった。のちに飲んでみると、家で飲む安物のドリップコーヒーとは比べものにならないほど美味い。味と香りに深く癒される。
チーズケーキもガトーショコラも、素朴で..