混迷を極めるDIY系フェイクバーガー界に新たな覇者が / カールスジュニアの『チリビーフチーズ フライ』で最強のフェイクバーガー爆誕
バーガーキングが世に放った、まあイケるっちゃイケるものの、作った意図はよくわからない『ザ・フェイク・バーガー』。しかし、ぶっちゃけサイドメニューなポテトをブチ込んだだけに見える斬新すぎるスタイルは、バーガーの在り方に新しい方向性を切り開いた……と言えなくもない。
筆者もそのスタイルにクリエイティビティを刺激され、思わずモス版のフェイクバーガーをDIYしてしまった程度には、興味深いバーガーだった。とりあえずウマかったし、もうフェイクバーガーネタは良いかな……と思っていたのだが、幸か不幸か最強のフェイクバーガーのアイディアを思いついてしまったのだ。
・最強のフレンチフライ
フェイクバーガーは、言ってしまえばフレンチフライに適当にミートソースをぶっかけてパンにブチ込んだだけの代物。そのウマさは、フレンチフライとソースに大きく依存する。
ブチ込まれるフレンチフライ&ソースがウマければウマいほど、完成するフェイクバーガーもウマくなるのだ。前回は本家がミートソースということで、ウマいミートソース繋がりでモスをピックアップしたが、よく考えればミートソースに固執する必要も無い気がする。
そこで一度ブチ込んでみたいのが、筆者が個人的にこの世で一番ウマいと思っているフレンチフライこと、カールスジュニアの『チリビーフチーズ フライ』である。カールスジュニアは日本では関東に6店舗しかないため、日本国内での知名度は微妙かもしれない。
が、バーガーの本家、アメリカ合衆国においては別だ。特に発祥の地であるカリフォルニア州においては、なかなかの存在感を放っている。バーガーも大体ウマいが、他のバーガーチェーンと比較して最も優れたメニューだと個人的に思っているメニューは『Chili Cheese Fries』である。
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You know what they say, good things* come in threes ⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀ *Good things = Prime Rib & Fried Egg Biscuits
A post shared by Carl’s Jr. (@carlsjr) on Oct 20, 2020 at 9:07am PDT
その名の通り、フレンチフライにビーフ入りのチリソースとチーズ..