2022-06

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愛されつづけるロン・ウッド〜憧れのローリング・ストーンズに加入したターニングポイント

「ロニーとはストーンズに入る前から一緒にプレイしているんだ。ヤツと一緒にやるのは楽しくてね。ある時から“ロニーはストーンズに入るべきだ”と思うようになった。ヤツも同じように感じていたと思うよ。ヤツがまだ始めたばかりの頃、ストーンズを観て“こんな風になってやる”って思ったらしいからな。」(キース・リチャーズ) 「ロニーに会ったり、彼のことを知ると、あぁこれがロニーなんだってみんな思うだろうね。彼はおどけたりするけど、分別もあるしね。真面目な顔して馬鹿みたいなことをやったり!それが面白いんだよ!」(チャーリー・ワッツ) 盟友ロッド・スチュワートと活動を共にしたジェフ・ベックグループ、そしてフェイセズ時代を経てザ・ローリング・ストーンズに加入して45年。 50年以上に渡って第一線でギターをプレイし続けてきた男。 その愛すべきキャラクターとロックフィーリング溢れる音楽センスによって、ファンはもとより多くのミュージシャンからも愛されつづけてきたギタリスト、ロン・ウッドがストーンズに加入した“ターニングポイント”とも言える時期のエピソードをご紹介します。 「俺のバンドからバンドへの移動は、良い時に良い場所にいるというタイミングによって決定されてきたんだよ。運命や幸運がそれらを必要とする時にやってきて、俺のテーブルの真ん中に乗せられたんだ。抵抗できないほど魅力的な皿と取引きしてくれるかのようだったよ。」(ロン・ウッド) それは1974年の出来事だった。 当時フェイセズのギタリストとして活躍していた彼は、初のソロアルバム『I’ve Got My Own Album to Do(俺と仲間)』を製作する。 エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ボブ・ディラン、キース・ムーン、ザ・バンド、アリス・クーパー、フリー、スラッシュ、ダフ・マッケイガン、エディ・ヴェダーなど新旧幅広い交友で知られる彼だが、この初のソロアルバムでもロッド・スチュワート、イアン・マクレガン、ケニー・ジョーンズらフェイセズのメンバーのほか、ジョージ・ハリスン、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、そしてミック・テイラーなど、豪華なゲストたちと共演している。 ここでの共演をきっかけに、彼は同時期にストーンズが製作していた『It’s Only Rock’n Roll』のレコーディング..
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いまを生きる〜「本当の学校教育とは何なのか?」を力強く教えてくれる不朽の名作

『いまを生きる』(Dead Poets Society/1989) 「学校教育」の意義が問われ始めてから、もうどれくらいの歳月が経つだろう。進学するための勉強を数値で測ることは、受験システムを強大化させ、必然的に学習塾のニーズを高めた。そしてイジメ問題、親の口出し、経済格差の広がり……。 学校を取り巻く環境は、今も深刻な領域から抜け出せずにいる。「なぜ受験するのか?」という問いに、自分の言葉で明確に答えられる子供など果たしているのだろうか。ほんの一握りでは意味がないのだ。 世界に標準を合わせ、英語教育やIT教育を推進する動きも出てきてはいる。だがそれ以上に必要なのは「生きていく力」「他人を思いやる力」であり、「夢を実現する力」「課題を解決する力」であるべきではないか。 例えば、お金のリテラシー教育やイノベーション教育を導入した方が、日本の未来を担う子供たちは、もっと笑顔で自信を持って一歩目を踏み出すことができるようになると思う。 『いまを生きる』(Dead Poets Society/1989)は、まさにそんな“人間のあり方”を伝えてくれる力強い映画。30年前の作品だが、今もその輝きは色褪せてはいない。 主演は惜しくも亡くなった名優ロビン・ウィリアムズ。そして500人ものオーディションから選ばれたという7人の生徒たち。その中にはイーサン・ホークもいた。監督はピーター・ウィアー。脚本はトム・シュルマンのオリジナルで、第62回アカデミー賞で脚本賞を受賞。 (以下ストーリー。ネタバレ注意) 1959年、ニューイングランド州バーモント。森と湖に囲まれ、渡り鳥の大群が舞うほど美しい自然に恵まれたこの地に、全米屈指の名門校ウェルトン・アカデミーがある。全寮制の男子校で創立100年を誇るこの学校は、「伝統・名誉・規律・美徳」の教育理念のもと、生徒たちに名門大学へ進学することを課し、管理の行き届いた環境で親たちから絶大な信頼を得ている。 今年も新学期がやってきた。同校のOBだというキーティング(ロビン・ウィリアムズ)が赴任してくる。教育理念をもじり、「模倣・醜悪・退廃・排泄」の地獄の学院と自虐する17歳の少年たちにとって、新しい教師は注目の対象だ。しかし、キーティングは型破りの言動と授業を展開して彼らを驚かせる。 教育方針は「今を生きろ」。偉大な詩人たちを数値で測ろうとする教科書..
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