東の空より 日が昇りし前に
明けのみょうじょう きんせいが
いちばんぼしとなって輝き
しゅんみん あかつきを覚える一日があける
新しく生まれ変わる しんせい
眠る前の命より生き帰り
元に戻り元をただし再生する
きゅうしょうがつ
せつぶんのころ
あまのじゃく
じゃきをはらうおにあるき
余りあるよくしんを干し上げ
煩悩 邪悪のごんげ あかおにが
しょうみょうに追われ
邪気をはらわれ
おにばしり
うるわしき こじ巡礼
ことに春をもたらす やまやきの炎
ふうどき そうしゅんがたり
鬼に願いあり
福はうち 鬼もうち 家族の鬼
よいの明星 金星が
過ぎたときの幸福を祝福する
やはんの明星 もくせいとめぐり合い
輝きの中でゆうごうする
平安の都に入り灯を灯しころ
さるさわの池の なぎの中
ゆらぎにわずかなそよ風
ほほをなでるさま
神は見せては隠し
隠しては見せる
わずかなすき間に
一すじのしょこう
さしこんで 小春の日差し 畳まで
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