【黄檗宗百丈山石峰寺】【石佛五百羅漢~伊藤若冲浄土の祈り】どこかであったような どこかでみたような どこかしっているような  いつかあしをのばした そう あのはじめてみた たこくあるじのおも

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どこかであったような
どこかでみたような
どこかしっているような 
いつかあしをのばした そう
あのはじめてみた
たこくあるじのおも

どこでしったか
はじめてみせた
しらない
わたしのかお
ひとりとして 
にているようでにてない
わたしいがいのかお
たにんのそらに
知っているようで
知らない私のよこがお
わたしが見るものになって
はじめてみえし
しんしょうふうけい

どこかなつかしい
どこか きゅうちの
なかのよう
たとえて
きしべによせるさざなみ

かんわきゅうだい

たいへんおおきな
うつわがある
中にはなにも入っていない
やくにたたない
むようの物とて
はたして水か酒でも
みたされると
そこしれぬ
おおきさときずく

ほんとうにじゅうじつしているものは
いっけんからっぽのように見えるが
それをもちいるとつきることがない
たいえいわくがごとし
じゃくちゅうこじとごうす

じゃくちゅうが
したえをえがき
せっこうがほった
ごひゃくらかんせきぞう
せきほうじ
ほんどううら
ちくりんにはいされ
しゃかのたんじょうにはじまり
たくはつ、ねはん、
さいのかわら、
にゅうめつをあらわし
ふううにあらわれ
こけむしおだやかにならび
てんめいのききん
てんめいのたいか 
みやこやけにじごくからの
すくいのいのりをささぐ

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